「心理士コラム」繊細な人がより生きやすくなるために〜②

前回のコラムでは、HSPについての説明をさせていただきました。
今回は過度に受けた刺激にどう対処していくかについて説明していきたいと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

① 自分に最適な刺激のレベルを知る 敏感な人や内向的な人は、外交的な人と比べて刺激への耐性がかなり低い場合が多いです。刺激から避けるのではなく、自分に適したレベルを見つけることが大切です。普段から、遠出したり過度な刺激を受けた時には、起きたことを全て紙に記したり、静かな1人の時間を作ったり、聞き上手な人に話しを聞いてもらうのが良いでしょう。

② 自分の内側に集中し、受け止めた情報を整理する 日々、周囲の環境やネット、SNSから大量の情報と刺激を受けています。時には入ってくる情報や刺激を制限して、受け止めた情報を分類する時間と心の余裕を持つことが大切です。

③ ニュースをチェックしすぎない 目にする情報に影響されすぎてしまい、気持ちが塞ぎ込んでしまう恐れがあります。メディアの情報が全てではありません。ニュースは午後に1度だけ見るのが最適でしょう。

④ 周囲の人と過剰に接触しないようにバリアを張る 内向的な人は作業中に顔を見られたり、突然目の前に立たれたり、顔を覗き込まれたりしないと確信できれば緊張はほぐれます。周囲の人が気を使って声をかけてくれた際にも内心動揺してしまうことがあります。よそいきの表情を作らなくてはならないからです。自分ルールを作るのも一つの対策になります。例えば、集中している人の邪魔をするのは厳禁だ、誰かに話したいことがあると言われた際に今、自分はその話しを聞きたいのか考え、今じゃないと思えば静かに首を振る。それに対して謝ったり説明する必要はありません。

⑤ 心を静められる活動に集中する バリアが十分張りきれず、不快になるほどの刺激を受けてしまったときは、新たな情報が余計に入ってこないような活動をすることが良いでしょう。例えば、好きな音楽を聴きながら半日かけて料理を作る、日記を書く、普段作らないようなお菓子を作ってみる、ジョギングをするなどが挙げられます。

敏感な人は、想像力が豊かであるがゆえに、常に不安や恐怖心と闘っています。
次回は、その不安を断ち切る方法について書いていきたいと思います。

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