「心理士コラム」繊細な人がより生きやすくなるために①

みなさんはHSP(Highly Sensitive Person)についてご存知でしょうか。HSPとは、とても敏感な人という意味です。5人に1人いるとされており、実は大勢いらっしゃるということがわかります。

あなたは敏感な人ですか、内向的でしょうか、それとも外交的な人でしょうか。自分をどんなタイプか知ることは自分自身や他の人を理解する助けになります。 今の社会では、控えめで集団の中心から外れて狭く深い人間関係を築こうとするよりも多くの人と積極的に関わる外交的な人の方が評価されやすいのが現実です。そのようななかで生きていかねばならぬ困難さを感じている人も少なくないでしょう。

敏感な人と内向的な人の特徴は似ており、どちらも物事を深く考え、狭く深い人間関係を築き、目立つことが苦手で控えめな言動をする人が多く見受けられます。全ての人が当てはまるというわけではありませんが内向的な人の多くはHSPであるといわれています。 敏感な人の多くは能力が高く、さまざまな才能を持っています。物事を多面的に考える力や相手の気持ちを察して気配りできる力があり、想像力が豊かでクリエイティブな才能に恵まれているなど良い面がたくさんあります。

生まれつき、敏感になりやすい遺伝子を持つ人や、人生の初期段階でネグレクトにあった経験のある人は、環境に適応しようとしすぎて、非常に敏感になり、常に周りを気にして、他の人に合わせようとしてしまい、自分自身の欲求に気づくことができなくなってしまいます。

敏感な人や内向的な人は刺激の許容量が限られています。刺激の量はある程度はコントロール可能ですし、過度に受けてしまった刺激に対処する方法はあります。次の章では、より楽に生きるためのヒントとして、過度な刺激から自分を守る方法をお伝えします。

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